2026.04  /  AI実践道場   第2回 / 全8回

カスタム指示で
"自分専用AI" に

医師のためのAI実践道場 第2回 | ハンズオン回
岡本 賢  /  小児科 教育研修センター

前回の振り返り

  • 型1 ロール指定型:「あなたは〇〇です」
  • 型2 条件付き型:「〇〇の形式で」
  • 型3 ステップバイステップ型:「まず〜、次に〜」

宿題を試してみた方、いらっしゃいますか?

毎回同じ指示を書くのは
時間の無駄

カスタム指示とは

一度設定するだけで、すべての会話に自動で適用される。
毎回のプロンプトが短くなり、回答の質が安定する。

AIに「私はこういう人間で、こういう形式の回答が欲しい」という前提知識を植え付ける。

設定方法

ChatGPT と Claude、それぞれ1分で設定できる

2つのアプローチ

ChatGPT

設定 → カスタマイズ → 2つの入力欄に記入。すべての会話に適用される。

+ Memory機能で会話中の情報も自動記憶

Claude

Projects機能で場面別に使い分け。臨床用、研究用、教育用を個別に設定できる。

用途ごとに切り替え可能

01

自分について書く

職種・専門分野、勤務形態、よくやるタスク。
AIに「あなたは誰か」を教えるパート。

注意: 氏名・所属病院名などの個人情報は書かない

02

回答スタイルを指定する

  • 言語(日本語)
  • 形式(箇条書き / 表 / 文章)
  • 情報の深さ(専門用語OK / 平易に)
  • 追加情報(エビデンスレベル / ガイドライン名)

では、実際に
設定してみましょう

テンプレートから自分の診療科に近いものを選んで、10分で設定する。

設定前 vs 設定後

質問: 「CKDの管理について教えて」

BEFORE

一般的な内容。長文で教科書的。対象レベルが不明確。ガイドライン参照なし。

AFTER

専門分野に最適化。簡潔・箇条書き。エビデンスレベル併記。ガイドライン名・年を明記。

カスタム指示は「育てる」もの

一度書いて終わりではない。
使いながら修正し、場面別に複数持ち、新機能に対応する。

各パート5-8行が目安。長すぎるとAIが混乱する。

まとめ

前回の3つの型 + 今回のカスタム指示
= プロンプト力の基盤完成

宿題 & 次回予告

宿題

  • 今日の設定で1週間使ってみる
  • 「ここを直したい」をメモ

次回: 第3回

臨床推論の
AIパートナー

鑑別診断 / 治療壁打ち / 匿名化テクニック

ありがとうございました

岡本 賢  /  小児科 教育研修センター

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