となりのAI ・ 実装シリーズ ・ 番外編
汎用のAIを、自分専用の相棒に。
教える・任せる・守らせる・染める。
研修医に口頭で毎回伝えると、こちらが先に疲れる。だから申し送りを置き、口でなく仕組みで回す。AIも同じ。
覚えるのは、これだけ
教える、任せる、
守らせる、染める。
置き場所のちがう、4つの渡し方。この4つで、汎用のAIがあなた専用の相棒に変わる。
教える=申し送り、任せる=手順書と紹介、守らせる=検問、染める=定型文。呼ばないかぎり、場所を取らない。
フォルダの約束を一枚のメモに。私は80行に絞り、詳しくは別ファイルへの道案内に徹している。
決まった手順は手順書として登録し、名前で呼ぶ。重い調べ物は別の担当に投げ、結論だけ持ち帰る。
実際にこの原稿の最中、私の相棒へ検問を一つ足した。鍵をファイルに書く前に止める。本物の鍵は止まり、伏せ字の例は素通り。
「こういう人柄で話す」を一着つくって着せる。強く効くぶん、入れすぎは窮屈。必要なときに、必要な一着だけ。
出たから正しい、とは考えない。研修医の鑑別を上級医が確かめるのと同じ。賢くなっても、ここは手放さない。
学習用の、自分専用の道具づくりの話。ファイルを直接いじれるほど「実データで試そう」が来る。そこでも入れない。その「入れない」を、心がけから仕組みへ一段上げられる。「守らせる」は、その第一歩。
出典 Anthropic「Steering Claude Code」(2026)。細かい7つを覚える必要はない。まず4動詞で十分。
全部を一度に、はいらない。まずは「教える」一つで十分。
今日、いちばん伝えたいこと
いちばん効くのは、
躾けた一本。
買ってそのままでなく、自分の手になじむように少しずつ躾けた一本が、いちばん効く。今日の4つは、そのための言葉でした。