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学会発表・抄読会・症例報告のための医学特化テンプレート
本演題発表に関連して開示すべき
利益相反関係にある企業等は
ありません。
発表者名: 岡本 賢
② 顧問料: A製薬株式会社
⑥ 研究費・助成金: B医療機器株式会社
⑦ 奨学寄附金: C製薬株式会社
発表者名: 岡本 賢
Research Presentation Templates
| 変数 | 介入群 (n=120) | 対照群 (n=115) | p値 |
|---|---|---|---|
| 年齢, 歳 (mean ± SD) | 4.2 ± 1.8 | 4.5 ± 2.1 | 0.26 |
| 男児, n (%) | 70 (58.3) | 62 (53.9) | 0.48 |
| 体重, kg (mean ± SD) | 16.4 ± 3.2 | 17.1 ± 3.8 | 0.13 |
| 基礎疾患あり, n (%) | 14 (11.7) | 16 (13.9) | 0.61 |
| 入院時体温, ℃ (mean ± SD) | 38.8 ± 0.6 | 38.7 ± 0.7 | 0.71 |
| 発症からの時間, h (median, IQR) | 12 (8-18) | 14 (9-20) | 0.34 |
| 抗菌薬前投与, n (%) | 22 (18.3) | 28 (24.3) | 0.04 |
Log-rank test: p = 0.003 | HR 0.62 (95% CI: 0.48-0.81)
Journal Club Templates
小児ER受診患者
(生後1ヶ月〜15歳)
AI支援トリアージシステム
による重症度判定
従来の看護師による
JTASトリアージ
過少トリアージ率
(主要)/ 待ち時間(副次)
| ドメイン | 判定 | 根拠 |
|---|---|---|
| D1: ランダム化過程 | L | コンピュータ生成乱数、中央割付 |
| D2: 割付からの逸脱 | S | 参加者の盲検化は不可(AIシステム使用のため) |
| D3: アウトカムデータの欠測 | L | 脱落率 5%、ITT解析実施 |
| D4: アウトカムの測定 | L | 客観的アウトカム(入院・ICU転送) |
| D5: 報告された結果の選択 | L | プロトコル事前登録あり(UMIN) |
| Overall | S | Some concerns(D2のみ) |
L = Low risk S = Some concerns H = High risk
| 評価項目 | Rating | 根拠 |
|---|---|---|
| バイアスリスク | ダウングレードなし | 全体として low risk |
| 非一貫性 | ダウングレードなし | I²=18%、方向性一致 |
| 非直接性 | −1 | 単一国のみ(日本) |
| 不精確性 | ダウングレードなし | OIS充足、CI狭い |
| 出版バイアス | ダウングレードなし | Funnel plot対称 |
| エビデンスの確実性 | MODERATE ⊕⊕⊕◯ | |
このAIモデルを当院に導入する場合、どのような障壁が想定されるか?
盲検化が困難な介入研究で、バイアスを最小化するためにどのような工夫ができるか?
NNT=8という結果は、臨床的に意味のある差と考えるか?
小児救急外来におけるトリアージの過少評価は重篤な転帰に繋がるリスクがある。AI支援トリアージの有効性を検証するエビデンスは限られている。
日本の8施設で実施した並行群間RCT。生後1ヶ月〜15歳の小児ER受診患者235名をAI支援トリアージ群(n=120)と従来トリアージ群(n=115)に無作為割付した。
主要アウトカムである過少トリアージ率はAI群7.7% vs 対照群12.4%(リスク差 -4.7%, 95%CI: -7.8 to -1.6, p=0.003)。ER滞在時間も有意に短縮された(1.9 vs 3.2時間, p<0.001)。
AI支援トリアージは小児ERにおける過少トリアージを有意に減少させ、患者安全性の向上に寄与する。外的妥当性の検証には国際的な多施設研究が必要である。
明日からの診療: AI支援は特にJTASレベル2(緊急)患者で効果が大きい。導入の第一歩として夜間帯のトリアージ補助から検討する価値がある。
9/11 項目を充足。盲検化の限界と害の定量評価が課題。
| 研究 | デザイン | n | 主要結果 | エビデンスの質 |
|---|---|---|---|---|
| Smith 2025 | 多施設RCT | 235 | 過少トリアージ率 38%減少 (RD -4.7%, p=0.003) |
MODERATE |
| Tanaka 2024 | 前後比較 | 1,240 | ER滞在時間 42%短縮 (3.4h→2.0h) |
LOW |
| Johnson 2024 | SR/MA | 12研究 (8,450) |
感度 0.91, 特異度 0.87 (AUC 0.93) |
MODERATE |
| Lee 2023 | 単施設RCT | 180 | 有意差なし (RD -2.1%, p=0.18) |
LOW |
Case Report Templates
個人情報保護: 本症例は患者・家族の同意を得て匿名化して報告する
38.5℃の発熱が出現。機嫌はやや不良。食欲低下あり。
近医を受診。咽頭発赤あり、AMPC処方。夜間39.2℃まで上昇。
解熱剤使用しても38℃台が持続。不機嫌が増悪し、ぐったりする時間が増えた。
再度近医受診。CRP 14.2 mg/dLと高値のため当院紹介受診。
周産期異常なし(39週 正常分娩 3,120g)。熱性けいれん 1回(1歳8ヶ月)。入院歴なし。予防接種は定期接種全て完了。
父: 健康。母: 気管支喘息。同胞: 姉5歳(健康)。祖父母に自己免疫疾患の家族歴なし。
常用薬なし。AMPC 3日間内服中(前医処方)。薬剤アレルギーなし。食物アレルギーなし。
| 血算 | ||
|---|---|---|
| WBC | 18,200 /μL | 3,500-9,500 |
| Hb | 12.8 g/dL | 11.0-16.0 |
| Plt | 8.2 万/μL | 15.0-40.0 |
| 生化学 | ||
| CRP | 14.2 mg/dL | <0.3 |
| PCT | 3.8 ng/mL | <0.5 |
| AST | 28 U/L | 10-40 |
| ALT | 22 U/L | 5-45 |
| 凝固 | ||
|---|---|---|
| PT-INR | 1.42 | 0.85-1.15 |
| APTT | 42.8 sec | 24-36 |
| Fib | 128 mg/dL | 200-400 |
| 血液ガス (静脈血) | ||
| pH | 7.28 | 7.35-7.45 |
| BE | -6.2 mEq/L | -2 to +2 |
| Lac | 4.8 mmol/L | <2.0 |
| 疾患 | 支持する所見 | 否定する所見 |
|---|---|---|
| 細菌性髄膜炎 | 高熱、WBC↑、CRP↑、項部硬直 | 髄液正常 |
| 川崎病 | 5日以上の発熱、頸部リンパ節腫脹 | 眼球結膜充血なし、発疹なし |
| 尿路感染症 | 乳児、発熱、WBC↑ | 尿検査正常 |
| 敗血症 | 高熱、頻脈、PCT↑、Lac↑、凝固異常 | なし |
撮影条件: 胸部CT(造影)、5mm スライス
| 疾患あり | 疾患なし | |
|---|---|---|
| 検査陽性 | TP: 112 | FP: 14 |
| 検査陰性 | FN: 8 | TN: 101 |
| 指標 | 値 | 95% CI |
|---|---|---|
| 感度 | 93.3% | 87.3-97.1 |
| 特異度 | 87.8% | 80.7-93.0 |
| 陽性的中率 | 88.9% | 82.1-93.7 |
| 陰性的中率 | 92.7% | 86.1-96.8 |
| 陽性尤度比 | 7.65 | 4.6-12.7 |
| 陰性尤度比 | 0.08 | 0.04-0.15 |
赤 = 異常域 / オレンジ = 注意域 / 緑 = 正常化
AI支援トリアージ
従来トリアージ
ランダム化された全患者を割付群で解析。主要アウトカム(過少トリアージ率)をリスク差で評価。両側検定 α=0.05。
過少トリアージの関連因子を多変量解析。共変量: 年齢、来院時間帯、重症度、施設を調整。OR + 95%CIを報告。
欠測データに対し多重補完法を実施(m=20)。完全ケース解析との結果の頑健性を確認。
| サブグループ | n | HR | 95% CI | p for interaction |
|---|---|---|---|---|
| 年齢 < 3歳 | 98 | 0.55 | 0.39 - 0.74 | 0.12 |
| 年齢 ≥ 3歳 | 137 | 0.70 | 0.52 - 0.94 | |
| 男児 | 132 | 0.58 | 0.42 - 0.78 | 0.34 |
| 女児 | 103 | 0.67 | 0.50 - 0.89 | |
| JTAS レベル 2(緊急) | 45 | 0.48 | 0.30 - 0.76 | 0.04 |
| JTAS レベル 3-4(準緊急/低緊急) | 190 | 0.71 | 0.55 - 0.92 | |
| 基礎疾患あり | 30 | 0.73 | 0.51 - 1.05 | 0.52 |
| 基礎疾患なし | 205 | 0.60 | 0.46 - 0.79 |
| アウトカム | 介入群 (n=120) | 対照群 (n=115) | 効果量 | p値 |
|---|---|---|---|---|
| 過少トリアージ率(主要) | 7.7% | 12.4% | RD -4.7% | 0.003 |
| ER滞在時間, h (mean) | 1.9 | 3.2 | MD -1.3h | <0.001 |
| 予定外ICU入室率 | 1.7% | 4.3% | RD -2.6% | 0.08 |
| 過大トリアージ率 | 18.3% | 15.7% | RD +2.6% | 0.21 |
| 28日死亡率 | 0% | 0.9% | なし | 0.49 |
本研究は日本医療研究開発機構(AMED)課題番号 JP24ek0109012 の助成を受けた
田中花子(東京大学)
Smith JA(Stanford University)
Johnson M(Harvard Medical School)
佐藤太郎(大阪大学)
参加施設のスタッフおよび患者・ご家族の皆様に深謝いたします
COI開示: スライド2を参照 | 倫理審査: IRB-2024-0142
General-Purpose Templates (for Medical Use)
適格基準確認
1:1 中央割付
12週間
ITT
倫理委員会承認・研究開始
患者登録完了(n=235)
フォローアップ終了・データロック
統計解析完了・論文投稿
トリアージ時間: 平均8分
過少トリアージ率: 12.4%
ER滞在時間: 3.2時間
トリアージ時間: 平均3分
過少トリアージ率: 7.7%
ER滞在時間: 1.9時間
Educational Lecture Templates
本セッション終了後、参加者は以下のことができるようになる
好中球数 < 500/μL(または48時間以内に < 500/μL への低下が予測される)の状態で、腋窩温 37.5℃以上の発熱を認めるもの。
Multinational Association for Supportive Care in Cancer によるリスクスコア。21点以上を低リスクと判定。感度71%、特異度68%。
起因菌の同定前に、想定される病原体をカバーする広域抗菌薬を投与する治療戦略。培養結果に基づきde-escalationを行う。
予防的抗菌薬投与中に発症する感染症。耐性菌の関与が示唆され、抗菌薬選択の変更を要する場合がある。
8歳男児。ALL維持療法中。3日前から38.5℃の発熱が持続。WBC 800/μL(好中球120/μL)、CRP 8.2 mg/dL。バイタルは安定。この患者への初期対応として最も適切なものはどれか?
A. 経口セフェム系抗菌薬を処方し外来フォロー
B. 血液培養を採取し解熱剤のみで経過観察
C. 血液培養2セット採取後、抗緑膿菌活性を持つ広域抗菌薬を静注開始
D. G-CSF投与のみで好中球回復を待つ
| 推奨項目 | 日本(小児呼吸器学会 2024) | 米国(AAP/IDSA 2023) | 欧州(BTS/NICE 2023) |
|---|---|---|---|
| 第一選択薬(外来) | AMPC 40-50mg/kg | Amoxicillin 90mg/kg | Amoxicillin 80-90mg/kg |
| マイコプラズマ対応 | 迅速抗原陽性時にAZM | 5歳以上で臨床的に疑う場合 | 年齢・流行状況で判断 |
| 胸部X線の適応 | 入院例に推奨 | 外来は不要、入院例に推奨 | ルーチンでは不要 |
| 治療期間 | 5-7日間 | 5日間(改善あれば短縮可) | 5日間 |
Clinical Trial Plots
破線: RECIST基準 PR閾値(-30%) | 各バーは個別患者の最良総合効果
● CR ◆ PR ▲ PD ✕ Death → Ongoing
逆三角形の領域内に点が概ね収まっており、出版バイアスは示唆されない(Egger's test: p = 0.32)
Thank you for your attention