この台本は下書きです。レビュー中のため、公開時には内容が変わります。 読み原稿版: 2026-07-18

第7回 ・ 台本下書き

チャットから、相棒(Claude Code)へ

となりのAI ・ 実装シリーズ ・ 第7回 / 全13枚 / 目安 約15分

使い方


1|タイトル|チャットから、相棒(Claude Code)へ

(ゆっくり、落ち着いて)

皆さん、こんにちは。

『となりのAI』、実装シリーズの第7回です。岡本です。

【 任意・つかみ:橋の回で相棒を迎えたあとの一言/実際に触ってみた感想など 】

今日は、大きな引っ越しの回です。

これまでチャットの中にいた道具を、自分のPCに、ファイルとして下ろす。

そういう一日です。


2|前回からの引き継ぎ|記録は残った。でも——

(前回の完成画面を出す)

第6回で、私たちは最初の山を越えました。

閉じても消えない記録を、自分の手で作った。

出題して、採点して、結果が残る。ここまで来ました。

🔧(B0の不満:第6回のstorage判定C次第で言い回しを確定)

ただ、あのとき、最後にこうお伝えしました。

その記録は、あの画面の中だけにある。端末を変えると、続きに会えない。

育てようにも、一枚の画面の中では、大きくは育てられない。だから、道具を自分のPCに下ろしましょう、と。

そして橋の回で、相棒は、もうあなたのパソコンに入っています。

迎えるところまでは、済んでいる。

今日は、その相棒の机に、道具そのものを移します。


3|今日の一勝|道具を、自分のパソコンに「置く」

(一勝を宣言。ここは強く)

今日の到達点は、一つです。

これまでの道具を、自分のパソコンの中に、ファイルとして持つ。

そして、会話しながら、その道具を作り変えられる状態になる。

チャットの中の道具は、外来で使う一枚の紙でした。

今日からは、机の上に、資料を広げた状態になります。

広げれば、書き込めるし、並べ替えられる。道具が、育てられる形になる。

15分ほど、お付き合いください。


4|運転席3レバー|任せる範囲は、自分で決める

(初めての命名。ゆっくり、画面のレバーを指しながら)

ここで、これから何度も出てくる言葉を、一つ置きます。

相棒の運転席には、レバーが3本あります。

どのモデルに頼むか。どれくらい深く考えさせるか。どこまで自分で確認するか。

この3本を、運転席3レバーと呼びます。

今日は、真ん中より少し右に置きます。

作るのは相棒に任せる。でも、変わった中身は、自分の目で見て承認する。

ぜんぶ任せもしないし、ぜんぶ自分でやりもしない。この位置から始めます。


5|Agent Loop|相棒は「回して」働く

(画面で、調べる→動く→確かめる、が回る様子)

もう一つ、名前を付けます。

相棒は、一発で答えを出すのではありません。

調べて、動いて、確かめる。 これをぐるぐる回しながら、仕事を進めます。

この回転を、Agent Loopと呼びます。

大事なのは、この回転の最後の「確かめる」に、私たちが入ることです。

相棒が回して、人が確かめる。

医師が検査を出して、結果を自分で解釈するのと、同じ形です。


6|実演|紙を、机に移す

(岡本が実演。Artifactsのコードを相棒の机へ)

(コード脱感作:流れても読まなくていい、と先に言う)

では、実際に移してみます。

画面に、コードがざっと流れます。

でも、読まなくて大丈夫です。 一行ずつ理解する必要はありません。

今日見てほしいのは、中身ではなく、「紙が、机に移った」という事実だけです。

🔧(移植の打つ文言:Artifacts→ローカルの最短手順を実機で確定してから確定)

相棒には、こう頼みます。

【 実機確認後に確定:貼り付けたコードを、このフォルダの中でファイルに分けて保存し、ブラウザで開いて動く形にしてください。 】

(動いたら、一拍おく)

はい。これで、道具が机の上に乗りました。


7|⏸①|出てきた「差分」を、一つだけ自分の言葉で

(⏸を画面に。視聴者が手を止める)

ここで、一度止まります。⏸

相棒が何かを変えると、差分——どこが変わったか——が表示されます。

その中から一か所だけ選んで、「これは何をしたのか」を、声に出して説明してみてください。

うまく言えたら、それで合格です。

別の題材で来ている方も同じです。自分の道具の差分を、一つ、自分の言葉にできたら、次に進めます。


8|差分を診る|どちらのdiffなら、承認できるか

(2択スライド。答えはB)

差分の読み方を、医師の形にしておきます。

(2択を出す)

A:何が変わったか、うまく説明できない。

B:一行ずつ、自分の言葉で「ここはこうなった」と言える。

承認していいのは、Bです。

Aは、少し前の自分。説明できないコードは、先へ進めない。

これは、根拠の分からない検査結果を、そのままカルテに書かないのと、同じ作法です。

差分を読む、というのは、検査結果の差分を読むのと、同じことなんです。


9|⏸②|名前を、自分に分かる言葉に

(変数名を1つ書き換えさせる)

もう一つ、手を動かします。⏸

コードの中の名前を、一つだけ、自分に分かる言葉に変えてもらいます。

(画面で、変える前と後を見せる)

相棒には、こう頼みます。

コードの中の名前を、一つ、私に分かる言葉に変えてください。変える名前は「◯◯」から「△△」へ。変えたあとも、同じように動くことを確認してください。

(動いたら)

名前が変わって、それでも動く。

これで、このコードは、もう他人のものではなく、自分の道具になりました。


10|安全ライン|説明できる状態でだけ、進む

(safebar。短く、しかしはっきり)

今日の安全ラインを、一つだけ。

道具は、自分のパソコンの中にあります。

だからこそ、中身を自分で説明できる状態のときだけ、先へ進めます。

そして、当たり前ですが、患者情報は、最初から入れません。

自分の学習用の道具に、実在の誰かは、一人も登場させない。

この線は、今日も、この先もずっと、同じです。


11|今日の勝ち|相棒が、机に着いた

(Before/After。チャットの中/机の上)

振り返ります。

今日、道具は、チャットの中から、自分のパソコンの机の上に移りました。

一枚の紙が、広げられる資料になった。

そして、差分を読んで承認する、名前を自分のものにする——相棒の運転席に、初めて座りました。


12|次回への引き|机が広がると、次の不満が出る

(次回の不満を予告)

ただ、机の上で道具を育て始めると、すぐに次の壁が来ます。

機能を一つ足そうとすると、複数のファイルを、またいで触る必要が出てくる。

一枚の紙のときには、なかった悩みです。

次回、第8回。

自分のパソコンのファイルを、AIに触らせる。

複数のファイルをまたいで、機能を一つ、足してみます。


13|締め|今日の一語

(Agent Loopを一度だけ反復して終える)

最後に、今日の言葉を一つだけ、持って帰ってください。

Agent Loop。 相棒は、調べて、動いて、確かめる、を回している。

その最後の「確かめる」に、いつも自分が入る。

それができていれば、大丈夫です。

あせらず、ゴロゴロしながら。

それでは、また来週。今日は、ありがとうございました。


制作メモ(原稿→スライド化のために)