この台本は下書きです。レビュー中のため、公開時には内容が変わります。 読み原稿版: 2026-07-18

第9回 ・ 台本下書き

セーブポイントを作る(Git)

となりのAI ・ 実装シリーズ ・ 第9回 / 全12枚 / 目安 約15分

使い方


1|タイトル|セーブポイントを作る

(落ち着いて)

皆さん、こんにちは。『となりのAI』、実装シリーズの第9回です。岡本です。

【 任意・つかみ:前回機能を足してみて、こわごわ触った感じなど 】

今日は、いつでも戻れる安心を、手に入れます。


2|前回からの引き継ぎ|足せる。でも、こわい

(前回の状態を出す)

前回、機能を足せるようになりました。

でも、正直なところ、こう思ったはずです。

大胆に触ると、壊してしまいそうで、こわい。

思い切った改造をしたいのに、手が止まる。

その、こわさを、今日、なくします。


3|今日の一勝|わざと壊して、自力で戻す

(一勝を宣言。ここははっきり)

今日の到達点は、少し変わっています。

わざと壊して、セーブから、自分で戻す。

うまくいくのを見せるのではなく、一度、壊れるところまで行きます。

そして、自分の手で、元に戻す。ここまでやって、今日は勝ちです。


4|運転席|セーブがあるから、挑める

(Git=RPGのセーブの比喩図)

なぜ、セーブなのか。

ゲームを思い出してください。セーブがあるから、ボス戦に挑めます。

負けても、さっきの場所からやり直せる。だから、思い切って挑める。

道具づくりも、同じです。

戻せる場所があるから、大胆に改造できる。

運転席は真ん中。壊れるかもしれない操作の前には、必ず人が承認します。


5|実演→⏸①|一回、セーブする

(セーブの実演。履歴に1点残る画面まで)

🔧(「セーブして」で初期化まで通るか、履歴の残り方を実機で確認)

では、まず、今の状態をセーブします。

(岡本がセーブして見せる。履歴に一点、残るところまで)

相棒には、こう頼みます。

今の状態をセーブしてください。セーブの名前は「クイズが動く完成形」でお願いします。

ここで止まります。⏸

自分のドリルを、一回、セーブしてみてください。

履歴に、一点、残ったら合格です。


6|診る|どちらのセーブが、上手いか

(2択スライド。答えはA)

セーブには、上手い下手があります。

(2択を出す)

A:「クイズが三問動く状態」と、名前を付ける。

B:「セーブして」だけ。

上手いのは、Aです。

Bは、あとで見たときに、何の状態だったのか、分からなくなる。

セーブの名前は、カルテの見出しと同じです。

あとから読んで分かる記載にする。説明できないことは、書かない。同じ作法です。


7|実演→⏸②|わざと壊して、戻す

(先に失敗を見せる。壊れた画面→復元)

🔧(復元手順の現行UI・所要時間を実機で確認)

では、いよいよ、壊します。

(岡本がわざと壊して見せる。動かなくなった画面)

まず、わざと動かなくします。

わざと、この道具が動かなくなる変更を、一つ入れてください。

(壊れたのを確認してから、戻す)

セーブ「クイズが動く完成形」の状態に、戻してください。

(戻ったら、一拍)

ここで止まります。⏸

自分のドリルで、壊して、戻す。 元に戻ったら、合格です。


8|安全ライン|まだ、手元だけ

(safebar)

今日の安全ラインです。

セーブした道具は、まだ、公開の場所には置きません。 手元だけです。

そして、説明できないコードは、セーブしない。 中身が分からないものを、記録に確定させない。

患者情報は、当然、入れません。

セーブする、というのは、カルテに記載を確定させるのと、似ています。

確定させる前に、自分で説明できるか。そこを、いつも通します。


9|今日の勝ち|戻せる安心を持った

(Before/After)

今日の勝ちを、確かめます。

今日、わざと壊して、セーブから、自分で戻しました。

名前を付けてセーブする。壊れても、戻せる。

戻せる安心を、手に入れました。


10|次回への引き|戻せると、実データで試したくなる

(次回の不満を予告。ここは少し声を落とす)

戻せる安心を持つと、次に、こういう気持ちが出てきます。

ここまで来たら、実際のデータで、試してみたくなる。

でも——その瞬間が、いちばん危ないんです。

戻せるからと、思い切って、入れてはいけないものを入れてしまう。

次回、第10回。

安全を、癖ではなく、仕組みで固めます。


11|番外への案内|Gitをもっと知りたい人へ

(番外編への導線。任意)

今日は、「セーブ」という言葉だけで通しました。

その裏側にある、Gitという仕組みを、もっと知りたくなった方へ。

番外編で、じっくり扱っています。 気になったら、そちらへ。

本編では、これ以上は増やしません。「セーブ」で、十分先へ進めます。


12|締め|今日の一語

(穏やかに終える)

今日の言葉は、セーブです。

セーブがあるから、大胆に挑める。

名前を付けて、あとから読めるようにしておく。

それだけで、こわさは、ずいぶん小さくなります。

あせらず、ゴロゴロしながら。

それでは、また来週。今日は、ありがとうございました。


制作メモ