となりのAI ・ 実装シリーズ ・ 第12回 / 全12枚 / 目安 約15分
使い方
- スライド1枚=1ブロック。太字=少し強調。
( )=所作メモ(読まない)。【 】=アドリブ枠。⏸=視聴者が手を止める合図。 - 🔧=実機確認待ちの差し替え枠。第11回のDB履歴から集計が出るか、検算デモの段取り、偽の傾向の仕込みを実機で確認してから確定。
- ★ミニボス回:B4は手順を出さない。条件リストだけを渡す。ただし検算のやり方は、先に見せる。
- この回の新しい負荷は集計仕様を、自分で書くこと。
1|タイトル|自分の弱点を、AIが見つける
(落ち着いて)
皆さん、こんにちは。『となりのAI』、実装シリーズの第12回です。岡本です。
【 任意・つかみ:自分の勉強で「どこが弱いか分からない」と感じた経験など 】
今日は、ミニボスの回です。
手順は、渡しません。条件だけで、自分の弱点を、浮かび上がらせます。
2|前回からの引き継ぎ|貯まった。でも、弱点は見えない
(前回の状態を受ける)
前回、記録が、端末をまたいで残るようになりました。
でも、貯まっただけでは、自分のどこが弱いのかは、見えません。
数字の山を、意味に変える。それが、今日です。
3|今日の一勝|条件だけで、弱点を可視化する
(一勝を宣言。ミニボス予告)
今日のゴールは、一つです。
手順ではなく、条件だけを頼りに、集計を設計して、分野別の弱点を、見えるようにする。
これは、ミニボスです。私が手順を教えるのではなく、
あなたが、条件から、集計を組み立てます。
4|比喩|一点より、変化の向き
(トレンドの比喩図)
見方を、一つ置きます。
弱点の可視化は、バイタルのトレンドと同じです。
一点の値より、変化の向きを見る。
先週より、今週。上がっているのか、下がっているのか。そこに、意味があります。
運転席は、真ん中。設計は自分、集計の実装は相棒です。
5|⏸①|見たい推移を、一文で
(見たい軸を決める)
まず、止まります。⏸
見たい推移を、一文で書いてください。
見たい推移:◯◯別の、△△
たとえば、「分野別の、正答率」。
軸が、一つ決まったら、次へ。
6|検算を、先に見せる|偽の傾向に、だまされない
(岡本が検算を実演。5件を手で数える)
ミニボスの前に、一つだけ、先に見せておきます。
集計は、間違えると、偽の傾向を見せます。
右肩上がりに見えて、実は数え方が違っていた、ということが、起こる。
だから、検算のやり方を、先にお見せします。
(岡本が実演。少数データ、たとえば5件を、手で数えて、突き合わせる)
出てきた集計と、自分で数えた数が、合うか。これを、必ず一度、やります。
検査の解釈と、同じです。数字を、うのみにしない。
7|⏸②/ミニボス|条件リストだけで、組み立てる
(条件リストを出す。手順は出さない)
では、ミニボスです。⏸
条件は、これだけです。手順は、ありません。
① 分野ごとの、正答率が見える。
② 期間で区切って、推移が見える。(今週と、先週、など)
この二つだけを見て、集計を、相棒に組み立てさせてください。
そして、さっきの検算で、出た傾向が、偽でないか、確かめる。
分野別の推移が出て、検算が合ったら——クリアです。
8|救済|詰まった人だけ
(言い直し集。詰まった人向け)
もし、詰まったら。この言い直しを、使ってください。
- 「分野ごとに、正解した割合を、パーセントで一覧にしてください」
- 「週ごとの、正答率の変化を、グラフで見せてください」
条件リストを、そのまま貼るのも、合格です。
大事なのは、条件から始めたという、その一歩です。
9|診る|どちらの傾向を、信じるか
(2択スライド。答えはA)
出てきた傾向を、どう扱うか。
(2択を出す)
A:少数データを、自分で数えて、検算が合った傾向。
B:出た瞬間の、きれいな右肩上がり。
信じていいのは、Aです。
集計を間違えると、偽の傾向を見る。 これは、検査の解釈と、まったく同じです。
きれいなグラフほど、一度、疑う。
10|安全ライン|集計するのは、自分の学習だけ
(safebar)
今日の安全ラインです。
集計するのは、自分の学習履歴だけです。
患者データの傾向分析には、使いません。 それは、まったく別の世界の話です。
11|今日の勝ち/次への引き|弱点が見えた。でも、いつ復習する?
(Before/After+次回の不満)
振り返ります。
今日、条件だけで集計を組み立て、分野別の弱点が、見えました。
そして、検算で、それが偽でないことも、確かめました。
別題材で来た方も、自分の道具の記録から、傾向が一つ見えて、検算が合ったら、合格です。
でも、次の不満が出ます。
弱点は見えた。けれど、いつ復習すべきかまでは、分からない。
次回、第13回。
毎朝、今日、復習すべき所だけが、並ぶようにします。
12|締め|今日の一語
(穏やかに終える)
今日、覚えて帰ってほしいのは、検算です。
きれいなグラフほど、一度、自分で数えて確かめる。
集計を間違えると、偽の傾向を見る。
条件から組み立てて、検算で確かめる。これが、賢く使う、ということです。
あせらず、ゴロゴロしながら。
それでは、また来週。今日は、ありがとうございました。
制作メモ
- 状態:読み原稿ドラフト(2026-07-18)。🔧=DB履歴から集計が出るか・検算デモ段取り・偽の傾向の仕込み(B3失敗実演素材)。
- ミニボス作法:B4(S7)は手順なし・条件リストのみ。ただし検算のやり方(S6)は先に見せる。
- 第6回(条件2つ)より条件の抽象度を一段上げる=仕様を自分で書く。ミニボス3連の中間。
- 別題材レーン:締めで「自分の道具の記録から傾向が一つ見えて検算が合ったら合格」。
- 次工程:確定後 slides/12-analyze/script.md へ。