となりのAI ・ 実装シリーズ ・ 第13回 / 全12枚 / 目安 約15分
使い方
- スライド1枚=1ブロック。太字=少し強調。
( )=所作メモ(読まない)。【 】=アドリブ枠。⏸=視聴者が手を止める合図。 - 🔧=実機確認待ちの差し替え枠。「今日の出題」を絞る実装が1回の依頼で通るか、間隔の単純化をどこまでやるかを実機で確認してから確定。
- この回の新しい負荷はルールの言語化。定義の例を三つ見せてから書かせる。
- この回で、間隔反復(SRS)を扱う。比喩は毎朝のカンファ。
1|タイトル|毎朝、今日の弱点だけが出る
(落ち着いて)
皆さん、こんにちは。『となりのAI』、実装シリーズの第13回です。岡本です。
【 任意・つかみ:復習のタイミングを自分で決めるのが続かない話など 】
今日は、今日、やるべき分だけが、並ぶようにします。
2|前回からの引き継ぎ|弱点は見えた。でも、いつ?
(前回の状態を受ける)
前回、分野別の弱点が、見えました。
でも、いつ復習すべきかは、まだ、自分で考えています。
「そろそろ、あの分野かな」と、頭で管理している。それは、続きません。
今日は、それを、道具に任せます。
3|今日の一勝|今日の分だけが、並ぶ
(一勝を宣言)
今日の到達点です。
弱点の定義を、自分で書いて、間隔反復——SRS——で、今日、復習すべき所だけが、並ぶ。
運転席は、少し左。ルールを言葉にするのは自分。 それに従って動くのが、相棒です。
4|比喩|毎朝のカンファ
(カンファの比喩図)
SRSを、一言で。
毎朝のカンファと、同じです。
席に着いたら、今日、診るべきものが、もう並んでいる。
何を見るか、自分で探さなくていい。決まった時間に、決まった分が、出てくる。
間隔反復は、それを、勉強でやる仕組みです。
5|手すり|弱点の定義の、例を三つ
(自由記述の前に、例を見せる)
いきなり「定義を書いて」は、難しい。だから、例を三つ、先にお見せします。
- 一つ、「直近で、二回続けて落とした分野」
- 二つ、「正答率が、七割を切っている分野」
- 三つ、「最後に解いてから、二週間以上あいた分野」
どれも、数えられる言い方になっています。ここが、大事です。
6|⏸①|自分の弱点の定義を、一文で
(定義を書かせる)
では、止まります。⏸
さっきの例を手すりにして、自分の弱点の定義を、一文で書いてください。
私の弱点の定義:◯◯
一文、書けたら合格です。
7|診る|どちらの定義が、使えるか
(2択スライド。答えはB)
定義には、使えるものと、使えないものがあります。
(2択を出す)
A:「苦手なところ」。
B:「直近で、二回続けて落とした分野」。
使えるのは、Bです。
Aは、気持ちは分かるけれど、道具が、判定できません。
測れる定義だけが、ルールになる。
そして、AIが出した「弱点」が、自分の臨床感覚と合っているか——そこは、自分で診ます。
8|⏸②|ルールを渡して、今日の分に絞る
(出題ルールを反映)
🔧(「今日の出題」を絞る実装が1回の依頼で通るか実機で確認)
では、ルールを渡します。⏸
毎回開いたとき、次のルールで「今日の問題」だけを出してください。ルールは「◯◯」。それ以外の問題は、出さないでください。
(反映されたら)
今日の分だけが、並ぶ。
それ以外は、出てこない。これで、朝、迷わなくなります。
9|安全ライン|ルールに書くのは、学習方針だけ
(safebar)
安全の話を、一つだけ。
ルールに書くのは、自分の学習方針だけです。
患者の優先度づけには、使いません。 誰を先に診るか、をAIのルールに委ねることは、しません。
10|今日の勝ち|今日の弱点だけが、出た
(Before/After)
一度、整理します。
今日、弱点の定義を、自分で書きました。
測れる言葉で書いたから、道具が判定できる。
そして、今日、復習すべき分だけが、並ぶようになりました。
別題材で来た方も、今日やる分だけが並んだら、合格です。
11|次回への引き|並ぶ。でも、自分で開くのは続かない
(次回の不満を予告)
今日の分が並ぶようになると、最後の不満が出ます。
毎朝、それを、自分で開いて回すのは……続かない。
並んでいても、開かない日が、必ず来る。
次回、第14回。いよいよ、卒業です。
人が触らなくても、毎朝、自動で届くようにします。
12|締め|今日の一語
(穏やかに終える)
今日の言葉は、測れる定義です。
「苦手なところ」ではなく、「二回続けて落とした分野」。
数えられる言葉にするから、道具が動く。
毎朝のカンファのように、今日の分が、並ぶ。
あせらず、ゴロゴロしながら。
それでは、また来週。今日は、ありがとうございました。
制作メモ
- 状態:読み原稿ドラフト(2026-07-18)。🔧=出題絞りが1依頼で通るか・間隔設定の単純化(peds-drillの知見:同日正解は間隔を進めない等、入れるか削るかは尺次第)。
- 比喩スライド:S4(毎朝のカンファ)を図解主役に。
- 本人の実運用(peds-drill)の実数字をS4のアドリブ枠に入れられる(実数字回の前振り)。
- 別題材レーン:締めで「今日やる分だけが並んだら合格」(持ち物なら出発前日分、宿題なら今日のマス)。
- 次工程:確定後 slides/13-srs/script.md へ。