Claude Code実務開発コース ・ 第3講
大きいものは、頼む前に1枚書く。
所見やオーダーを書くのと、同じです。
頼む前に6項目を埋める。身構えなくていい。所見を書くのと同じ。
あとで「できた/できていない」を判定できる、はっきりした線にする。
一発で全部作らせず、ステップに割って順に頼める。
「外来配布物を作る、いい感じのツールを作って」。これだと、たいてい想像と違うものが出ます。
何を入力するのか、何を出すのか、どこまでやるのか。決まっていないと、AIが勝手に埋めてしまうからです。
仕様書は、
所見やオーダーと同じ。
何を作るか、何ができたら完成か。それを言葉にするだけです。
医療職は毎日、所見を書き、オーダーを出している。その力が、そのまま仕様書になります。

「使いやすくしてほしい」
できたかどうか、誰にも判定できない。
「症状と年齢を入れると説明文が出る。200字以内・ですます調。末尾に確認の注意を必ず表示。」
1つずつ、指で確かめられる。
この完成条件が、第6講ではそのままテストになります。
仕様書には、今回やらない範囲も書きます。サーバー保存、ログイン、自動生成 ── あとで足すものは、最初に「やらない」と決めておく。
スコープを決めると、AIが余計なものを作らない。小さく完成させて、次に進めます。

> 外来配布物メーカーの仕様書を、6項目で書いて。 題材は「症状と対象年齢を入れると患者向け説明文が出る」。 仕様書のたたき台を出しました。 > この仕様で、まず入力欄だけ作って。 > 次に「説明文を作る」ボタンと出力欄を足して。 > 最後に、末尾の注意書きを固定で表示して。 1ステップずつ、確かめながら組み上がりました。
動作確認は、すべて架空のデータで。症状や年齢も、架空の値で試します。
今日のまとめ
仕様書は、AIに任せても
崩れない土台。
大きいものほど、頼む前に1枚書く。
出てきたものを、完成条件に照らして確かめられます。
新しく作るより、育てる時間のほうが、現場では長くなります。
今日の持ち帰り
仕様書は、
任せても崩れない土台になる。
頼む前に1枚。完成条件は、あとで採点できる線。一発で作らせず、1つずつ確かめる。